福岡市アスベスト除去解体の現場から

福岡市で古い建物を解体する際、見落とせないのがアスベスト(石綿)の存在です。

中央区・博多区・早良区をはじめ、築40年以上の建物にはアスベストが含まれている可能性があります。

健康被害や環境への影響を防ぐためには、専門業者による安全なアスベスト除去解体が必要不可欠。

エコゼット株式会社は、福岡市全域で多数の実績を持ち、調査から除去・廃棄までワンストップで対応しています。

本記事では、実際の事例と安全対策の流れをご紹介します。

 現場は福岡市中央区の住宅街

今回ご依頼いただいたのは、築40年以上の二階建て住宅。

昭和の時代に建てられた家は、当時の建築基準では問題がなかった材料が多く使われています。

その中の一つがアスベスト(石綿)です。

アスベストは耐火性・断熱性に優れた素材で、屋根材、外壁材、吹き付け材などに広く使用されていました。

しかし、微細な繊維を吸い込むと長期的に肺に悪影響を与えることがわかり、現在は使用が禁止されています。

つまり、アスベストが含まれる建材の解体は、通常の解体よりもはるかに慎重な作業が必要なのです。

 事前調査から始まる「安全第一」

解体工事の第一歩は、いきなり壊すことではありません。

**「事前調査」**です。

今回の住宅も、外壁の一部と屋根材にアスベストが含まれていることが判明しました。

調査報告書を作成し、福岡市に届出を提出。

さらに、近隣の方々へも事前に説明をおこない、「粉じんや騒音ができるだけ出ないように配慮します」とお伝えしました。

お隣さんからは、

「ちゃんと説明してもらえると安心するね」

という声をいただき、こちらも胸をなでおろしました。

解体工事はどうしても音や振動が発生しますが、事前に誠意を持って伝えるだけで、ご近所との関係はずっとスムーズになります。

 アスベスト除去の専門手順

アスベスト除去は、国の基準に沿って慎重に進めます。

1. 作業エリアの密閉

 ビニールシートで囲い、粉じんが外に漏れないようにします。

2. 湿潤化作業

 取り外す部分に水を噴霧して湿らせ、繊維が空中に舞わないようにします。

3. 保護具の着用

 作業員は防護服・防じんマスク・手袋を装着。

 まるでSF映画の宇宙作業員のような姿ですが、これも命を守るためです。

4. 専用袋で密閉処理

 除去したアスベストを二重袋に密封し、産業廃棄物として適切に処分します。

この工程を怠ると、作業員だけでなく周囲の方々にも健康被害を与える可能性があります。

だからこそ、**「時間がかかっても安全を優先」**が私たちのモットーです。

 解体後の土地に息吹を

アスベストの除去が終われば、ようやく建物本体の解体です。

重機がゆっくりと壁を崩し、瓦礫を運び出します。

最後に地面をならし、きれいな更地にしました。

工事が完了した日、依頼主のご家族が現場を見に来られました。

「長年住んだ家だから寂しいけど、これで安心して次の計画が立てられます」

この一言に、私たちの疲れもふっと消えていくようでした。

解体は「壊す仕事」ではありますが、同時に「新しい未来の土台をつくる仕事」でもあります。

 福岡市のアスベスト除去解体なら地元業者が安心

今回のような「福岡市アスベスト除去解体」は、技術力だけでなく、地域との信頼関係も重要です。

中央区を拠点に活動する私たちエコゼット株式会社は、福岡市全域での豊富な経験を持ち、地元ならではの迅速な対応が可能です。

• 福岡市内でのアスベスト調査・届出

• 近隣住民への事前説明

• 法令遵守の安全施工

• 廃棄物の適正処理

どれも「当たり前」のことですが、この当たり前を一つ一つ丁寧に積み重ねることこそ、長く信頼される理由だと思っています。

 最後に

アスベストは目に見えない危険をはらんでいます。

だからこそ、知識と経験を持った専門業者に任せることが大切です。

私たちエコゼット株式会社は、福岡市の未来の空気を守る解体業者として、これからも安全・安心を第一に活動していきます。

もしもお住まいや所有建物にアスベストの心配があれば、いつでもご相談ください。

あなたの大切な土地と、そこに暮らす人々の健康を守るために、全力で対応いたします。

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