「八月の熱と50年の重み。お盆明け、城南区で解体始まります!」

八月。

暦の上では立秋を過ぎたはずなのに、福岡の空はまだまだ真夏真っ盛り。

朝からミンミンゼミが「今日は40度まで上げるぞ!」とでも言うように鳴き続け、アスファルトはフライパンのように熱を持っています。

そんな灼熱の中、私たちエコゼット株式会社は、お盆明けから福岡市城南区で築50年の建物解体工事に取りかかります。

夏の現場はまさに修行

解体の仕事は一年を通して体力勝負ですが、八月は別格です。

重機のキャビンは直射日光で温室のようになり、座った瞬間に背中に汗が流れます。

鉄製の足場は熱くて素手では触れず、軍手越しでも「アチッ!」と思わず声が出るほど。

ヘルメットの中はサウナ状態で、タオルは一時間もすれば絞れるくらい汗を吸い込みます。

でも、不思議と現場に立つとやる気が湧いてくるんです。

それはきっと、「この現場を安全にやりきる」というチーム全員の気持ちが一つになるからでしょう。

築50年の重み

今回の建物は、築50年。

半世紀の間、雨や風、夏の猛暑や冬の寒さを耐え抜いてきた立派な構造物です。

壁の色あせや柱の擦り減り方にも、年月の積み重ねがはっきりと見て取れます。

私たちは現場に入ると、まず建物全体をぐるりと見て回ります。

それはただの安全確認だけでなく、「この建物の最後の姿を目に焼き付ける」ためでもあります。

そして、解体初日は必ず心の中で「お疲れさまでした」と声をかけます。

お盆明けから始める理由

お盆明けの工事は、少し特別な空気があります。

お盆は家族や人が集まり、少しだけ時間がゆったり流れる時期。

その静けさが終わると、現場は一気に動き出します。

私たちにとっては、「よし、後半戦もがんばるぞ」という気合いの入れ直しのタイミングでもあります。

チームの空気感

エコゼットの現場は、真面目さとユーモアが同居しています。

炎天下で汗だくになりながらも、誰かが冗談を飛ばして笑いが起きる。

「あの足場、太陽パネルかと思うくらい熱いな!」

「今日は水筒よりペットボトルの氷柱が必要やな!」

そんな軽口を叩きながらも、作業はきっちり安全第一。

夏の現場は過酷ですが、笑いがあると少しだけ涼しく感じられるものです。

終わりと始まり

築50年の建物が姿を消すのは、少し切ない瞬間です。

しかし、解体は終わりではなく、次の何かが始まるための第一歩。

更地になった土地から、新しい物語が生まれていきます。

私たちはその「物語のバトン渡し役」として、暑さにも負けず、今日も現場に立ちます。

最後に

八月の太陽はまだ容赦なく照りつけています。

でも、汗とホコリにまみれたこの季節の現場には、不思議な充実感があります。

お盆明け、城南区での築50年の解体工事も、そんな夏の空気と共にスタートします。

今日も、過去から未来へとつなぐ仕事を――安全第一で。

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