え?また出てきた!?解体後に現れたタイムカプセル級の基礎の巻!
「え?また出てきた!?解体後に現れた“タイムカプセル級”の基礎の巻」
こんにちは!福岡市中央区にある解体業者「エコゼット株式会社」です。
今回は5月に行った、ちょっと驚きの「出てきちゃった系」解体現場のお話をしたいと思います。
え?何が出てきたのかって?
遺跡?埋蔵金?古墳?
いやいや、もっと“じみ~”で“リアル~”なやつです。
それは――古い建物の基礎。
そう、現代では絶対に見逃されないはずのコンクリート製のゴロッとした、あの基礎部分です。
■ 事の始まりは「順調すぎる解体」から
現場は、福岡市内でも比較的静かな住宅エリア。
5月の快晴の下、私たちは予定通りに解体作業を開始。古家だったので木造部分はあっという間に終わり、次に進もうと地面を掘り始めたところ――。
「…ん?なんか、出てきたぞ?」
最初は、石?瓦?くらいに思っていたんですが、掘れば掘るほど出てくる出てくる。
しかも、かなりしっかりした形を保ったコンクリートの基礎が地中にズドーンと鎮座しているではありませんか!
■ 昔の建築、今じゃ考えられません!
私たちの予想では、少なくとも40〜50年以上前の建物の基礎だと思われます。
当時の「解体あるある」らしいのですが、
「見えないなら、まぁ、ええやろ」
的なノリで、地中に残したまま次の建物を建てるってのが割と“普通”に行われていた時代があったそうです。
しかし、現代の建設・解体基準からすれば完全にアウト!
・地盤改良できない
・新築建築時に支障が出る
・土地売却時にトラブルに
・そもそも整地じゃない!
などなど、リスクが山ほどあるため、今なら行政からもお施主様からもガッツリ怒られます。
■ 地中に眠る“タイムカプセル”…開けちゃいました
掘り進めると、どうやら戦後すぐの住宅基礎と、それより少し新しい時代の二重基礎が重なって存在していることが判明。まるでロシアのマトリョーシカ人形のように、ひとつ解体するとまた出てくる。
このとき現場では、
「基礎ガチャ始まったな…」
「SSR(スーパーしっかり基礎)出てきた」
などと妙な盛り上がりを見せていました(笑)
■ 想定外。でも、それが解体の“醍醐味”?
もちろん、施主様にはすぐにご報告。
「ああ、昔のことやけん、そうやろうね」と、なんとも懐の広い対応をしていただきました(本当にありがとうございます…!)。
当社としては、こうした「見えない部分」も含めてしっかり対応するのが信条。追加で重機と人員を投入して、出てきた基礎を全部撤去しました。
作業後は、スッキリと整地された敷地が現れ、
「これで安心して次の計画に進める!」
と、お施主様にも喜んでいただけました。
■ 最後にひとこと:解体は、やってみないとわからない
解体工事って、「壊すだけでしょ?」と思われがちですが、実際には毎回ドラマがある仕事です。
目に見えるものを壊すだけでなく、
“見えないもの”“忘れられたもの”“想定外のもの”と日々向き合いながら、
「次の未来をつくるための一歩」を地中から掘り起こしています。
今回のような“地中の遺産”は、昭和の建築スタイルが残したメッセージかもしれません。
「わしらの時代はこれでよかったんじゃ」
――でも、現代ではそうもいかないのが現実(笑)。
今後も、こうした“想定外”に笑いながら、でも真剣に、誠実に向き合っていくエコゼット株式会社をよろしくお願いします!
★まとめ
- 地中から出てきた謎の基礎、実は昔の名残
- 昔は基礎を残すのが割と“アリ”だった
- 現代では当然NG、リスクも大きい
- 解体現場はタイムカプセル!?
- エコゼットは“見えないトラブル”にも全力対応
ご相談・お見積もりはいつでもお気軽に!
「それ、掘ってみないと分かりませんよ?」を合言葉に、
今日も福岡のどこかで、エコゼットが地中を見つめています!
