福岡の魚介類工場を解体ショー!!
【さようなら、イカの香り。こんにちは、新時代!】~魚介類工場の解体で見えた“おいしい未来”~
こんにちは、福岡市中央区にある解体業者・エコゼット株式会社です。
今回の解体現場は、海の香り漂うとある魚介類工場。場所はちょっと内緒ですが、7月の暑い日に、我々はせっせと“解体ショー”を開催してまいりました。(※観客はいません。魚の残り香が漂うなか、職人たちが黙々と汗をかく、真面目な作業です)
■ 解体するのは「歴史」と「匂い」!?
この魚介類工場、長年地域に根ざして、さまざまな加工食品を生み出してきた場所でした。ちくわやかまぼこ、珍味、干物…見学に来たことのある方なら一度は嗅いだことがあるかもしれません。あの、独特の香ばしくてちょっとクセのある香り。ええ、そう、鼻に残る系です。
でも、その“香りの記憶”も、時代とともにアップデートのときがやってきました。
この度、さらに高性能で衛生的な新しい工場を建てるため、古い工場の解体を弊社が担当させていただくことに。感慨深いですね、何十年と使われてきた建物ですから。
■ 工場解体、実は魚よりも重たいモノがいた…
さて、解体現場というと「重機がガッシャーン!」みたいなイメージがあると思いますが、実際はもっと繊細。特に食品工場では、水道・排水・冷蔵設備などが入り組んでいて、それを一つ一つ丁寧に、でも大胆に処理していきます。
印象的だったのは、とある冷蔵室の重厚なドア。これが、まぁ重たい!人が5人入れるくらいのサイズで、断熱材がみっちり詰まっていて、なかなかに手強い相手でした。魚よりも重たいドア。人生、何が一番重いか分かりませんね。
「このドア、まだ使えそうじゃない?」
という冗談が飛び交うなか、しっかりと計画通りに解体。
現場は暑さとの戦いでもありましたが、我々エコゼットの職人たちは**“熱中症より解体魂”**で乗り切りました(もちろん、水分補給は忘れませんよ!)。
■ 解体後に見えた“おいしい未来”
今回の工場解体の最大の目的は「新しい設備を入れるためのスペースづくり」。つまり、未来の“うまいもん”を作る準備です。
実は最近の魚介加工技術って、かなり進化してるんです。温度管理や乾燥技術、真空パックの性能…その進歩によって、保存料を抑えて風味を最大限に引き出すことができるようになってきています。
つまり、**「もっとおいしく」「もっと安心に」**魚たちが全国へ旅立っていくというわけです。
我々は解体業者ですから、モノを壊すのが仕事。でも、その“壊した先”にある未来が、こうして地域の食や暮らしを豊かにするなら、それはとても誇らしい仕事だと感じます。
■ 工場解体は、町の「アップデート」
建物の老朽化は避けて通れませんが、壊すことは決してマイナスではありません。それは、まるでスマホのOSアップデートのようなもの。いままで使えていたけど、ちょっと動作が重たくなってきた。新機能を追加したい。でも古いままだと対応できない。
だから、思い切ってバージョンアップ。
私たちはその「アップデートの第一歩」を担う存在として、日々現場に立っています。今回の工場も、まさにそんな場所でした。
「壊すことは、始まりの合図。」
そう思うと、解体現場にもロマンがあると思いませんか?
■ まとめ:ありがとう魚介工場、ようこそ未来の味!
今回の解体は、ただの“壊し屋仕事”じゃありませんでした。
長年地域を支えてきた工場に、敬意を込めて。
そして、新しく始まる未来に、期待を込めて。
魚の匂いに包まれながら、ちょっとセンチメンタルにもなったけど、我々は元気に次の現場へ向かいます。
最後にひとこと。
「魚は捌く、建物は壊す。でも、どちらも未来のため」
また次の現場でお会いしましょう!
エコゼット株式会社でした。
